先日12月26日であの2年前の津波被害からちょうど2年が経ちました。
当時僕は日本に住んでいて、実際どのくらいの被害だったのかはプーケットに来てからいろんな写真を見せてもらって初めて知りました。
友達の家はビーチ沿いではなく少し奥に入った場所にあるのでそんなに被害はなかったらしいのですが、もちろんビーチ沿いはめちゃくちゃでした。
ビーチ沿いといえば旅行者向けのお店がズラーっとあります。ホテル、レストラン、ディスコ、お土産屋さんなども殆ど全壊状態。
写真で見るとビーチロードも200PEE通りも水浸し。
年末の旅行者もピークシーズンのこの時期にこの大被害。
思い出したくない事故であり忘れてはならない日になりました。
写真はパトンビーチで行われた慰霊を奉げる儀式です。
夕方18時くらいから夜までそれぞれの思いを奉げに地元の人が集まり
砂浜にロウソクを灯し、空にもランタンを飛ばして2年前に被害を被った方々を弔っていました。
ビーチ以外の場所でも子供たちが歌を歌って祈りを奉げたりお寺でも弔いの儀式は行われていました。
もちろんプーケット以外のパンガー地域やピピ島もそうです。
悔しくても悔やみきれない思いをみんなが持っていると思います。
現在パトンの街はその被害を感じさせないくらいに整備され、レストランやディスコなども改装されて建物も新しくなり、朝から夜まで沢山の旅行者と地元の人で賑わっています。
自然災害は避けることの出来ない事実ですがもちろんもう二度とあんな被害は起きて欲しくないと願うばかりです。
特に信仰心の強いタイですからこの慰霊の儀式もずっと続くことでしょう。
砂浜に灯された沢山のロウソクと空を飛ぶランタンはとても綺麗でした。
きっとみんなの想いは届いたはずです。
みんながずっと笑顔であれたらいいと思います。
TSUNAMI DAY
2004年12月26日の津波被害の慰霊の儀式です。
沢山の遺族の方々が各地で弔いの儀式を行います。
世界のニュースになったこの被害は現在も復興の段階の
地域もあります。
自然災害だけはどうしようも気をつけようがありませんが
こうして平和を願うだけです。
みんながハッピーでありますように。