11日の夜、バングラー通り
4月13日、プーケットはタイの旧正月ソンクラン(水掛祭り)でした。
パトンビーチのバングラー通りに限っては11日から前夜祭的な前乗りで盛り上がっていましたが、祭り当日の13日、半日の営業を終えてからのパトンのソンクランをご紹介したいと思います。
もちろんこの日は田舎道でも民家の周辺でも、知り合いでも知らない人でも新年のご挨拶ということで水を掛け合うのです。
バイクで帰路を辿る途中にも、信号待ちでも色んなとこから水が飛んできました。晴れているにも関わらずレインコートを着ていた僕は逆に狙われてしまい、パトンに着いたころには水浸しでした。
バイクで200ピー通りからビーチ通りをグルっと回ってみると荷台つきのピックアップ車に水鉄砲をを持った沢山のチビッコたち(大人も含む)がそこにいる人めがけて水をかけます。トゥクトゥクのなかも道沿いのバーやお店もビニールでカバーしてましたが余り効力はなかったようです。
警察官も水浸しだったのには笑ってしまいました。
待ち望まれた大渋滞、パトンの街は大きなスピーカーからタイの歌謡曲や演歌を流してみんな踊ってました。
デジタルカメラに水がかかってはいけないのでカメラはビニールに包んで
シートの下にしまって置きました。
というのも僕も前日、ロータススーパーでウォーターガンを2つ購入していたのです。参戦せずにはいられませんでした。
昼間からバングラー通りはピークに盛り上がってました。
この日は補給する水まで外で売られていました。
海外から来た旅行者の方々はこのお祭りをどう感じたかは解りませんが僕の目に映った人たちは間違いなく楽しんでいました。
もちろん風邪をひいてしまった人もいた様です。
パトンの中心街はそういった様子でしたが他の場所でも知り合い同士で集まって、歌ったり、叫んだりして思い思いの旧お正月を楽しんでいたようです。
僕も始めての体験だったこのお祭りは想像していた以上に魅力的でした。
こんな子供がやる遊びみたいなことが国の伝統行事だなんて、ちょっと
凄いですよね。
日本人旅行者の方々にはどう映っていたでしょうか。旧暦を祝う事も日本では伝統として受け継がれますが、こんなに国中をあげて派手にやるのはなかなか無いと思います。
タイならではのソンクラン(水掛祭り)もプーケットは一日ですが北部なんかは10日間くらいやってるらしいですから、とんでもないですね。
これを楽しみにやってくる観光客の方も多いかと思いますが、来年のソンクランも楽しみに風邪をひかないようにしたいものです。
僕の家の近所。サイナムエン通り
パトンビーチのビーチ通り
13日、夕方17時くらいのバングラー通り。空が薄暗くなる18時過ぎくらいが凄かった気がします。
雨も降っていないのに地面には水が張っている。
ソンクラン(水かけ祭り)
タイの旧お正月を祝うお祭り。実際こういったお祭りは好きです。普段やってはいけない
ことをやって良いわけです。これが伝統だと言われると一度はクビを傾げますが祭りが
終わると「来年もやってやろ〜」て気分になります。今年も一年がんばろーって気には
なりませんでしたがこんな祝い方もあるんです。どんな大人が水鉄砲もって「キャッキャ」
言って遊んでても変な目で見られません。むしろ手ぶらで街をウロつくなんて、、。
参加したことない方は一度はお勧めです。どんなに怒りっぽい方でも怒る気なくなります。
さすがに家にジッとしている人も、もちろんいました。決して誰が悪いというわけでもない
こちらもタイならではのハッピーなニューイヤーの迎え方です。
しかし「ハッピーニューイヤー!」なんて言ってる人は少なかった気がしますが、まぁ、とにかく
楽しければいいじゃん、みたいなタイ人の性格が表に出た楽しいお祭りだと思います。
お祭りレポート